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起立性調節障害をきっかけに不登校になり整体で改善した事例(枚方市くずは在住、中学生)

起立性調節障害
2024年12月12日

本日は起立性調節障害になった中学生が改善された事例を紹介します。


起立性調節障害は社会問題になるほど増加しており、コロナ以降、特に増加しました。

当院には病院で診察を受け薬を飲んでいるが改善しないという方が多く来院されます。残念ながら起立性調節障害の特効薬はありません。

 

薬が悪い訳ではありませんが、薬だけだと改善にかなり時間がかかるように思います。

 

起立性調節障害は自律神経の機能低下が体の中で起こっています。自律神経の機能低下には精神的なストレスも関係しているので回復を遅らせています。

 

当院では体の調整、自分でゆがませないように姿勢指導、呼吸、運動指導、栄養、カウンセリングなどを
行っています。

 

①どのような症状でお悩みでしたか?

起立性調節障害で朝から起きれず(夜は12時頃には就寝)午後からの登校も遅れて行く事に抵抗があって不登校となり4ヶ月間、落ち込んだ生活の毎日でした。

②当院に来られる前に他の医療機関にかかられましたか?

小児科で血圧の薬とおなかがすぐ痛くなるため漢方も試しましたが、改善することなく飲み続けるだけの状態でした。

③当院の施術を受けられていかがでしたか?

1ヶ月で朝から起きられる様になり、おなかを痛がることもなくなりました。
心身のバランスを整えて頂き毎日登校しクラブもしています。

④あなたと同じ症状で悩む方へ何かメッセージがあればお願いします。

先生と出会って3ヶ月笑顔で登校できる様になりました。施術はもちろんですが優しく心に寄りそって下さるので安心して来てください。

Kさん 13歳 学生  起立性調節障害

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以前は起立性調節障害で来られる患者さんは小学生と中学生が大半でしたが、今は小学生から高校生、大学生、社会人の方までいらっしゃいます。

また、過敏性腸症候群も発症しているケースも増えました。

 

病院での治療で改善されない場合はお気軽にLINEで相談ください。

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枚方自律神経調整院

起立性調節障害について④

起立性調節障害
2024年12月9日

まず病院に行ったほうがいいですか?

「まずは病院に行ったほうがいいですか?」
という質問をよくいただきます。

 

病院に行くとまずは問診などで起立性調節障害を
疑うような症状があると他の病気ではない
ということを確認します。

 

特に内分泌系や代謝疾患でも似た症状が
でることもあり血液検査を行うことが多いです。

 

症状により頭のMRIや胃カメラを
受けられた方もいらっしゃいます。

 

他の疾患ではないと分かると
起立性調節障害の検査をします。

 

新起立検査、脳の血流量を測る検査を行い
血圧の変化、心拍数の変化、脳の血流量の
変化をみて診断します。

 

なので起立性調節障害が疑われる症状があれば、
まずは病院での検査をおすすめします。

 

ただ、病院での治療であまり改善が見られなかったり
納得できる説明、治療が受けられなかった場合は
お気軽にご相談ください。

 

病院では血圧を上げる薬や漢方などの
薬物療法が多いです。

 

自律神経が安定しないから血圧が上がらない
のですが、そこを薬で上げようとしても
自律神経が安定しないと血圧も安定しません。

 

残念ながら自律神経を安定させる特効薬はありません。

 

なので当院では体と心と頭から刺激や知識を入れて
自律神経を安定させていきます。

 

また、姿勢指導をして自分で体をゆがめない
ようにしたり、体操指導をして少しでも
自宅で体に良い刺激を継続的に入れられるように
知識をお伝えしています。

 

もちろん整体を受けたからといってすぐに
改善するわけではありませんが少しでも
改善時期を早めていきます。

 

本気で改善したい方はお気軽に
LINEでお問い合わせください。

一緒に頑張っていきましょう。

 

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起立性調節障害について③

起立性調節障害
2023年03月6日

起立性調節障害は体の中で何が起こっているの?

起立性調節障害では下記の症状が出やすくなります。
全部が出るということではなくいくつが出る場合が多いです。

 

・朝なかなか起きられない
・午前中は調子が悪い
・頭痛
・立ちくらみ
・めまい
・腹痛
・立っていると気持ちが悪くなる
・倦怠感
・集中力が無くなった
・やる気が出ない
・食用不振

 

ではこういった症状が出るのは体の中で何が起こっているのでしょうか?

 

この病気名の由来になっているように起立した時に立ちくらみやめまいを起こすケースが多くあります。

 

座っている状態から立つと体内の血液は重力で下半身に集まります。そうすると脳に行く血液が減ってしまうので自律神経の交感神経が働き血管を細めて血圧を上げ脳に血液を送るようにします。

この機能が低下している状態を起立性調節障害と言います。つまり自律神経の機能低下が起こっているんですね。

 

自律神経とは簡単に言うと生きて行くために必要な体の働きを脳がかってにコントロールしてくれている神経のことです。食べた物を消化しようと自分で思わなくても勝手に消化、吸収をしてくれます。

 

運動をしたら心臓が速く動いたり暑いと汗をかいたり脳が勝手にコントロールしてくれているんですね。

自律神経の働きの中で血圧や血流の調節機能が落ちた状態を起立性調節障害と言います。

 

小児科の先生は小学生や中学生に特に多く体の成長に自律神経がついていけてないと
説明する事が多かったのですが、大学生や社会人でも同じ症状でお困りの方が増えており体の成長だけではなく他の要因も多く関わっているようです。

 

次回は起立性調節障害が疑われた時の病院での診断の進め方について書いて見ますね

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