起立性調節障害の症状でお困りの方へ。
朝起きられない、立つとめまいや動悸がする、学校に行きたいのに体がついてこない——こうした症状の背景には、自律神経の不調による「起立性調節障害(OD)」が深く関わっています。本記事では、起立性調節障害が身体の中でどのような異常を起こしているのか、できる限りわかりやすく解説します。さらに、改善への具体的なアプローチも紹介し、症状改善のヒントを求める方にも役立つ構成としています。
起立性調節障害について
起立性調節障害とは
起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:OD)は、自律神経の調整機能がうまく働かず、立ち上がったときに血圧や心拍の制御が乱れる病態です。特に思春期の子どもに多く、朝起きにくい、立つと気分が悪い、頭痛、腹痛、倦怠感、学校に行けないなど、日常生活に大きな支障が出ます。
これは「怠け」や「精神的な問題」ではなく、れっきとした身体の機能不調であり、医学的にも治療が必要とされる状態です。
なぜ“立つだけ”でつらくなるのか
人は横になっているとき、心臓と脳の高さがほぼ同じため、血液はスムーズに循環しています。しかし、立ち上がると重力によって血液が下半身に落ち、脳への血流が一時的に減少します。
本来は、自律神経が以下のように調整し、脳の血流を維持します。
- 交感神経を働かせて心拍数をあげる
- 血管を収縮させ、血圧を保つ
- 筋肉のポンプ作用で血液を心臓に戻す
しかし、起立性調節障害ではこの反応がうまく機能しないため、立った瞬間に脳の血流が不足し、めまいやふらつき、失神につながるのです。
身体の中で起こっている3つの主な異常
起立性調節障害では、以下のような身体の異常が同時に起こります。
1.自律神経の調整不良
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、立ち上がり時に必要な血圧調整が間に合わなくなります。
特に、朝に交感神経が十分に働かない、ストレスで自律神経の乱れが強まるといった状態が続くと、症状が悪化しやすくなります。
2.血管の収縮反応の低下
本来なら立った瞬間に血管がキュッと締まり、血圧を維持します。しかし起立性調節障害では、血管の締まりが遅い・弱いため、頭部への血流が不足します。
3.心拍・血圧制御の異常(過剰反応 or 不足)
症状のタイプによって、
- 心拍が異常に上がるタイプ(POTS)
- 血圧が過剰に下がるタイプ(起立性低血圧)
- 脳血流が落ちるタイプ(脳血流低下型)
などがあり、個々の特徴に応じた対処が必要です。
代表的な症状と、そのメカニズム
●朝、起きられない
睡眠中は副交感神経が優位になりますが、起床時に交感神経へ切り替わる必要があります。
起立性調節障害ではこの切り替えが遅れ、朝に体が動かない・頭が働かない状態になりやすいのです。
● 立つとふらつく、気分が悪い
先述した通り、立ち上がり時の血圧調整が不十分なため、脳の血流が下がります。
● 動悸・息切れ
心拍が急激に上昇するタイプの場合、立つだけで脈が速くなり、胸の圧迫感や息苦しさが出ます。
● 頭痛・倦怠感
脳の血流不足が続くと、慢性的な頭痛や疲労感が生じます。
原因はどこにあるのか
起立性調節障害の背景には複数の要因があります。
● 成長期の自律神経の未成熟
小中学生に多い理由の一つ。身長が急激に伸びる時期は自律神経の調整が追いつかないことがあります。
● ストレス
学校・人間関係・環境の変化などの心理的ストレスは、自律神経の乱れを強めます。
● 身体のゆがみ
背骨・骨盤のゆがみにより筋肉の緊張バランスがくずれ神経の流れが悪くなり自律神経機能の低下が起こる。
● 体質的要因
遺伝的に血圧が低い家系や、血管が細く収縮しにくい体質など。
● 生活リズムの乱れ
睡眠不足、偏った食事、運動不足は、症状を悪化させる要因になります。
改善のための具体的アプローチ
起立性調節障害は適切に対応すれば改善が期待できる病気です。
いくつか紹介します。
【生活改善の基本】
水分と塩分をしっかり摂る
血液量を増やすために、
1日1.5〜2Lの水分+適度な塩分補給が推奨されます。
朝はゆっくり体を起こす
急に立たず、まずは座る→立つという順に。
睡眠リズムを整える
毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることが望ましい。
運動療法
ふくらはぎの筋肉を鍛えると、血液を心臓に戻す力=筋ポンプ作用が強まり、症状改善に有効です。
ウォーキング・スクワット・軽い筋トレが推奨。
【医療的アプローチ】
薬物療法
医師の判断で以下が用いられることがあります。
血圧を保つ薬
血管を収縮させる薬
症状に応じて処方されるため、自己判断や市販薬では対応できません。
自律神経を整える療法
背骨・骨盤のゆがみを整え身体の機能を上げていく。心理的ストレスが強い場合はカウンセリングが効果的なこともあります。
医療機関を受診すべきタイミング
以下に該当する場合は、早めに医療機関の受診を推奨します。
- 朝起きられず、学校生活に支障が出ている
- 立つと頻繁にめまい、動悸が出る
- 失神したことがある
- 数週間以上、症状が改善しない
- 家族のサポートだけでは対応しきれない
小児科、循環器内科などが診療の対象になります。
枚方市にも起立性調節障害を扱う医療機関が複数あるため、症状が続く場合は相談をおすすめします。
病院でのお薬や治療でで改善されない方には枚方自律神経調整院の自律神経整体がおすすめ
大阪府枚方市にある枚方自律神経調整院では、起立性調節障害に特化した整体施術を提供しています。
- 頭蓋骨の調整
- ボキボキしない痛みのない施術で背骨・骨盤の調整
- 内臓調整
- 心理学をベースとしたカウンセリング
患者様の状態をみて上記の方法にてその方に合った施術をおこなっています。
お気軽にLINEかメールにてご相談ください。
起立性調節障害が改善された患者様の声をこちらでご覧になれます。
まとめ
起立性調節障害は、自律神経がうまく働かず、立ち上がった際に血圧・心拍の調整ができなくなる身体の病気です。めまい、動悸、朝起きられないといった症状は、怠けではなく医学的に説明がつくものです。生活改善・運動療法・医療的ケアを組み合わせることで、多くの人が改善へ向かいます。
起立性調節障害 枚方市で情報を探している方も、ぜひ今回の内容を参考にしながら、ご自身やお子さまの症状に合った解決策を見つけてください。必要に応じて専門の医療機関に相談することで、より適切なサポートが受けられます。

